POWER iE 6の停電時の対応方法と停電への備え

停電への備え

台風等のあらかじめ予測できる災害時の停電発生への備えとして、設定を変更することで満充電を保つことができます。

○「夜間充電の時間設定」を変更する

「夜間充電時間」をほぼ1日にすることで、蓄電池を満充電で維持します。
運転モードにより、手順が異なります。

通常運転モード

ピークシフトの設定
夜間充電時間と昼間放電時間を任意の時間に設定できます。
①メニューボタンを押します。
②上下左右ボタンの上下を押して『ピークシフトの設定』を選び、決定を押します。
③『夜間充電の時間設定』もしくは、『昼間放電の時間設定』を選び、決定を押します。
ここでは、『夜間充電の時間設定』を選んでいます。
④上下左右ボタンを押して、23:00~22:50に設定します。
時間を設定したら、決定を押します。

※充電時間と放電時間の時間が重なっていると設定することはできません。
⑤決定を押すと、右の画面が表示されます。
メニューボタンを押すと基本画面に戻ります。

太陽光運転モード/他電池連系モード1

おサイフモードの場合、夜間充電時間を任意の時間に設定できます。
①メニューボタンを押します。
②上下左右ボタンの上下を押して『夜間充電の時間設定』を選び、決定を押します。
③上下ボタンを押して、23:00~22:50に設定します。
※充電時間と放電時間の時間が重なっていると設定することはできません。
④時間を設定したら、決定を押します。
決定を押すと、②の画面に戻ります。

メニューボタンを押すと基本画面に戻ります。

停電時の対応方法

○停電時に行うこと

停電を検知した後、蓄電池からの電力供給に切り替えるためには以下の手順の操作を行います。
停電時に「蓄電池専用回路」で使用する電力が2000Wを超えると、蓄電池の放電が停止します。放電させるためには、蓄電池専用回路の負荷を2000W以下にしてください。
※火災の原因となるような家電製品のコンセントは抜いてください(例:アイロン、ドライヤー、電気ストーブ等)。
①停電を検知した場合、右の画面が表示されます。
※本製品の接続箇所に破損などの異常がないことを確認してください。
②住宅分電盤の切替スイッチを『通常時』から『停電時』に切り替えます。
※分電盤および切替盤は、濡れた手で操作しないでください。(感電のおそれ)
③本製品からの電力供給に切り替わり、放電のランプが緑色に点灯します。
決定を押すと、基本画面に戻ります。

○蓄電池の充電方法(太陽光発電システムと接続している場合)

蓄電池が自立運転時に、太陽光発電が自立運転発電している場合には、リモコンの運転ボタンを3秒以上長押しすると、太陽光発電の電力を蓄電池に充電します。
放電を再開したい場合には、再度リモコンの運転ボタンを3秒以上長押ししてください。

○停電から復帰したとき

停電から復帰した後、電力会社からの電力供給に切り替わるためには以下の手順の操作を行います。
※停電時に電池残量を使い切った場合、蓄電池本体のDCスイッチがOFFになる場合があります。復電後、下記操作を行っても電力が復旧しない場合、蓄電池本体のDCスイッチをONにしてください。もしくはカスタマーセンターに連絡し、操作方法をご確認ください。
①停電から復帰した場合、右の画面が表示されます。
②住宅分電盤の切替スイッチを『停電時』から『通常時』に切り替えます。
※分電盤および切替盤は、濡れた手で操作しないでください。(感電のおそれ)
③リモコンの運転ボタンを3秒以上押すと、基本画面に戻ります。以上で電力会社からの電力供給に切り替わります。
※停電から復帰したときは、切替盤の切替スイッチをかならず手動で『停電時』から『通常時』に切り替えてください。(本製品に貯められた電力を使い切った時にご使用の電気機器への電力供給が停止するため、本操作を行わないと本製品も通常運転に復帰しません。)