「SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)」とは、2015年9月の国連サミットにおいて採択されたグローバルな社会課題を解決し持続可能な世界を実現するための国際目標であり、17の目標と169のターゲットから構成されています。
当社は、蓄電池および蓄電システムの専業メーカーとして、2006年の創業当初より安全な大型リチウムイオン電池の普及を通して持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいりました。
SDGsが示す17の目標の中から、当社の事業と関連が深く、重点的かつ持続的に取り組むべき6つの目標を選定しました。
目標7:すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する
【対象となるSDGsターゲット】
7.1 2030年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する。
7.2 2030年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。
自然現象に左右される不安定な再生可能エネルギーに不可欠な大容量蓄電池を開発し、普及させることで、人類社会に貢献することを創業の理念とするメーカーです。
目標9:強靭なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る
【対象となるSDGsターゲット】
9.1 全ての人々に安価で公平なアクセスに重点を置いた経済発展と人間の福祉を支援するために、地域・越境インフラを含む質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラを開発する。
9.4 2030年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。全ての国々は各国の能力に応じた取組を行う。
可燃物を使用しているリチウムイオン電池の安全性を確保し、長期間使用できる、“燃えない”かつ”持続性の高い”電池の開発に取り組んでいます。
老朽化した巨大なインフラに頼らない小規模で地産地消できる再生可能エネルギーを活用したクリーンで環境に配慮した自立可能なエネルギー供給体制の構築を目指しています。
目標11:包摂的で安全かつ強靱で持続可能な都市及び人間居住を実現する
【対象となるSDGsターゲット】
11.B 2020年までに、包含、資源効率、気候変動の緩和と適応、災害に対する強靱さ(レジリエンス)を目指す総合的政策及び計画を導入・実施した都市及び人間居住地の件数を大幅に増加させ、仙台防災枠組2015-2030に沿って、あらゆるレベルでの総合的な災害リスク管理の策定と実施を行う。
目標13:気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる
【対象となるSDGsターゲット】
13-1 全ての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する。
日本国内で多発する地震や台風などの自然災害により発生する長時間停電に対応するため、取り付けが容易で、搬送可能な蓄電システムを提供し、住民・従業員の安全確保およびBCP対策に活用頂いています。
株式会社NTTドコモとともに少子高齢化、核家族化、共働き家族増加による安心安全の確保に向けて、安全性の高い蓄電池を起点とした、住みやすい街づくりに向け、ソリューションの創出をめざします。
目標12:持続可能な生産消費形態を確保する
【対象となるSDGsターゲット】
12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
市場に流通するリチウムイオン電池を回収し、安全に処理、再資源化を含めたスキームを確立しています。